観察中のオランウータン

観察中のオランウータン

2025年現在、これまでに観察された個体は、入れ替わりながら累計で81頭にのぼります。
なかでも調査エリア周辺に生息するメスや若い個体は、誕生、親元からの独立、繁殖、出産といった成長の過程を継続的にモニタリングできています。
一方、オスは親元を離れて成長すると調査地を離れ、より広い範囲へ移動する傾向があります。また、成体のオスは広い地域を移動しながら行動しており、一時的にこの地域に滞在するのみであることも多いため、長期的なモニタリングは難しくなります。そのため、オスは調査地で観察された期間のみの記録になっています。
このような背景のもと、2023年から2025年にかけて観察されている個体(計21頭)を以下に紹介します(母子は1個体として数えています)。

Flanged Male

  • Mike (マイク)

  • Oni (オニ)

  • Gotenz (ゴテン)

  • Son (ソン)

Unflanged Male

  • Lom (ロム)

  • Khai(カイ)

Adolescent -Juvenile Male

  • Chris (クリス)

Mother-offspring pair

  • Yamato with Yan (ヤマトとヤン)

  • Bob with Bidee (ボブとビディー)

  • Amy with Gab (エイミーとガブ)

  • Sheena with Elis (シーナとエリス)

  • Jeny with Jimy (ジェニーとジミー)

  • Helen with Lucy (ヘレンとルーシー)

  • Sumi with Dona (スミとドナ)

  • Linda with Lony (リンダとロニー)

Adolescent - Juvenile Female

  • Lexi (レクシー)

  • Fara (ファラ)

  • Lya (リヤ)

  • Kate (ケイト)

  • Danum (ダナム)

調査エリア

※Zone 1〜5は、BRL敷地内において各個体がよく利用するエリアを示しています。ただし、オランウータンの行動圏は広く、別のZoneへ移動することもあります。
※Borneo Rainforest Lodge提供の情報をもとに作成