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おらけん田島のアメリカ・オランウータン探訪記

アメリカ・オランウータン探訪記

こんにちは、おらけん理事の田島です。私はこの春から、アメリカ・ワシントン州へ研究留学に来ています。運悪く円安と物価高のダブルパンチを受け、つつましい倹約生活を送っています。2か月過ごしてみて、いかに日本やアジアの国では食品が安くて美味しかったかを実感しています。
ただ人々は基本的に親切ですし、英語がたどたどしくても怪訝な顔はされません。バスも一応時間通り来るので、今のところ生活面で不便さは感じていません。さて、せっかく来たアメリカで、いくつか有名な動物園をめぐってオランウータンを見て回りたいと考えており、そのレポートをこちらに寄稿します。全4回を計画しています。

第1弾 ワシントン州シアトル・ウッドランドパーク動物園

まず最初は領事館で手続きのため訪れたシアトルから。シアトルで有名なパイクプレイスマーケットやスペースニードルタワーのある中心部からバスで15分ほど北に行ったところに、ウッドランドパーク動物園があります。世界的に有名な動物園で、学生の頃に読んだ書籍や講義で紹介されていたこともあり、一度は行ってみたいと思っていました。

 



 

第1弾 ワシントン州シアトル・ウッドランドパーク動物園

サバンナゾーン

園内に入るとまず正面にウッドランドパーク動物園の看板展示であるサバンナゾーンがあり、その広大な空間に圧倒されます。キリン、シマウマ、カバ、パタスモンキーが混合飼育されているようで、それぞれの住処となるエリアを来訪者が巡る形式です。

サバンナゾーン

丘の向こうのシマウマとキリンがチラホラ見えます。

少し見づらいですがパタスモンキーとシマウマが同居しています。ウッドランドパーク動物園では動物の生息地の雰囲気を体験するランドスケープ・イマージョン形式の展示が有名です。訪問者が野生動物の景観に「ひたる(immersion)」ことで生息地について学ぶ機会を設けることを目的にデザインされています。動物も熱帯アジア、アフリカサバンナ、アフリカ森林といった地域と生態系ごとにまとめられて展示されており、疑似体験を意図してデザインされています。

オランウータンの森へ

その先に待望のオランウータンがいました!放飼場は見下ろす形式で奥行きや立体感が感じられ、コンクリやモルタルで基礎は作られているのですが、植栽が多いことと滝や小川があることが印象を変えていました。やはりアメリカでもオランウータンは人気者。麻袋をかぶり、ハンモックをよく利用するのは日本の動物園と同じ光景です。

オランウータンの森へ

ここには多摩動物公園のようにボランティア解説員の方がいらっしゃり、ここに現在いる3頭のオランウータンを紹介してくださいました。

Heranという名の立派なフランジオスはボルネオとスマトラのミックスです。フランジの形はボルネオ種のようで体毛の色の明るさはスマトラ種のよう、両種の特徴が混在してみられます。彼は30歳代のオスで、30年前にはオランウータンは1種とされていましたが、その後ハイブリッドと分類されるようになり、繁殖計画からも除外されているようです。

10歳代のGotekはまだ幼さもありながら徐々にオトナになっていく時期でした。Belaというメスを追いかけていました。

ウッドランドパーク動物園はとにかく広大さが印象的で、園内をゆっくり歩きまわると一日があっという間に過ぎるほどです。この日は週末ということもあり、多くの家族連れでにぎわっていました。

放飼場も柵が見えず、本物の生息地の広大な景観としてデザインされています。シアトルを訪れた際は、ぜひ一度生息地の景観にひたってみてはいかがでしょうか。

次回はオランウータンの保全活動のサポーターとしても有名なオレゴン動物園に行ってきます!

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